ミクロアース物語 0.22

星間帝王

 1980年○月×日 ミクロマン地球本部インテリジェンスエリアのワープレーダーが、ハレーすい星から地球へ向って謎の物体が飛んでくるのをキャッチした。
 コンピューター分析によると、それは強力な磁力を持った物体であることがわかったが、それ以上のことはナゾだった。さっそく、リチャード、ジェームス、レオナード、クラークの4名が調査のために新タワー基地で飛び立った。ワープをかさねて3日後、ナゾの物体が肉眼で見える所まで近づいた。新タワー基地から送られてくるデータを、ラボエリアのコンピューターにかけたところ、磁力をエネルギーとする生命体とわかったのだ。しかし、そのあと―新タワー基地から『強力な磁力ですいよせられる』という連絡が入ったまま、通信がとだえてしまった。救助に向ったレスキュー基地は、無残な姿と化した4人を収容した。
 その時、ヤミの中から飛行物体の大群が現れた。星間帝王「デスキング」の手下「デスマルク」たちであった。彼らは超兵器「プラズマ光線」で、レスキュー基地に攻撃をかけてきたのだ。レスキュー基地あやうし

 1980年1月1日。いつもの年より暖かで、おだやかな正月だ。富士山中のミクロマン地球本部では、各エリアの長官が新年のあいさつに集まっている。インテリジェンスエリアのボビー長官だけが、うかぬ顔つき――
ボビー長官このところ、変に暖かすぎる。どこのスキー場にも雪がないなんて……こんなときは何かあるんだ。イヤな予感がする。
 とつぜん、あわただしい場内放送――未確認飛行物体発見!! 総員、持場にもどれ!!
 インテリジェンスエリアのワープレーダーが、ナゾの影をとらえたのだ。影は地球の方向に超スピードで飛行している。
 レスキューエリア、バーンズ長官より指令がくだる――
バーンズ長官リチャード、ジェームス、レオナード、クラーク以上4名、スクランブル……新タワー基地で調査に向かえ
新タワー基地こちらクラーク、スタンバイOK!! 5・4・3・2・1・ゼロ発進……
 地球本部ラボエリアでは、ジョージ長官の指揮のもとで、ナゾの飛行物体の分析に入る。
ジョージ長官メインコンピューターにインプットできる情報が足りない。コンピューターにワープレーダーを直結しろ!! ――よーし!! ただいまの分析結果は?
メインコンピューターヒコウブッタイ・ワ・ジリョク・ヲ・エネルギー・トスル・セイメイタイ・ゲンザイ・ソレダケ・シカ・ワカリマセン
新タワー基地こちら新タワー基地、ワープ飛行を開始します。
地球本部こちら本部、飛行物体は強力な磁力を、持っている。注意されたし、ドウゾ――
新タワー基地了解 光子力エンジン、反重力装置・光子エネルギー吸収装置、トリプル作動スタンバイ!! ――よし、ワープスイッチオン
〜〜キュイイーン〜〜
新タワー基地こちら新タワー基地。地球本部、応答願います。ワープ成功、ナゾの飛行物体の調査に入ります。ドウゾ……地球本部ドウゾ。〜〜ガーガー〜〜どうも調子が悪いな。ン?あ、あれは!! 新タワー基地が吸いよせられる――コックピットがゆれる!! ジャイロパワーも効きません――地球本部、地球本部、聞こえますか? ――ボイスレコーダーを切りはなします!!
〜〜ガーガー、ギーギー〜〜〜〜〜ドヮワーン〜〜

 爆発音をさいごに、地球本部のワープレーダーから、ナゾの飛行物体も消えてしまった。
 はたして、このナゾの未確認飛行物体は――敵か味方か? 地球に向かう目的は何なのか?

地球本部こちら地球本部。新タワー基地、応答願います……新タワー基地――
 必死のよびかけにも、応答はない。新タワー基地の消息は爆発音をさいごにプッツリと、とだえてしまった。
 ふたたび、レスキューエリア長官バーンズの命令がくだる。
バーンズ長官レスキュー基地、ただちに救助に発進!!
 ワープを重ね、はるか宇宙のかなた、新タワー基地のそう難地点に到着したレスキュー隊員が目にした光景は……宇宙にただよう焼けただれたコントロールパネル、ひきちぎれた光子力エンジン、ボイスレコーダー……
レスキュー基地こ、これは!! 強力に改造したばかりの新タワー基地が……信じられない!! それにしてもクラークやリチャードは……ン?あれは……レオナードじゃないか?ジェームスも……散乱した部品のかげに、あれダ!! まちがいない。
 新タワー基地で調査に向かった4人のレスキュー隊員は死体となって宇宙をさまよっていたのダ!!
 4人の遺体と新タワー基地の回収を終えたレスキュー基地では、事故原因の調査に着手した。
アダムまずレーダーを使って、周囲の情勢から分析しよう。レスキューレーダー作動
クレスレーダーの調子がよくない。スクリーンはどうだ?なんだ!! あれは?
 レスキュー基地の大スクリーンに、不気味な黒い影があらわれる。トランスレイティングディバイス(ほん訳機)が作動する。
黒い影ワッハッハッ……
オレは全宇宙を支配する星間帝王だ。ミクロマンども、よーく聞け。オレの計画をジャマするヤツは許さん。この宇宙を自由にあやつるために、まず、地球の人間どもをオレのドレイにする!! 人間を助けているオマエたちは、オレの手下デスマルクたちのエジキにしてくれるワ。
ワッハッハッ……
 不気味な笑い声とともにスクリーンから姿を消した星間帝王……新タワー基地は事故ではなかったのダ!! 未確認飛行物体は敵だったのダ!!

レスキュー隊員たちの顔が、いかりときん張でひきつる。
レスキュー隊員星間帝王の野望を打ちくだけ!! 新タワー基地のカタキはボクたちで!!
 レスキュー基地のレーダーが、宇宙の暗やみの中に、ナゾの飛行軍団をとらえる。1月1日の地球本部でのワープレーダーと同じ反応ダ!!
ウイリアムサーボマンデイター分析たのむ!!
サーボマンデイターキョウリョクナ・ジリョク・エネルギー・ヲ・モツ・デスマルク・ノ・ヘンシンロケット・デス。コチラ・ヘ・ムカッテ・イマス。アレ・ハ・テキ・デス。
ウイリアムよし、レスキューマシン1号・3号!! 迎撃体制に入れ――発進!! レスキュー基地からレーザー砲で援護しろ!!
 デスマルク変身ロケットにサクレツするレーザー光線!! しかし、なんと、デスマルクはビクともしない。〜〜キュィーン〜〜デスマルクから発射された光線でレスキューマシン1号と3号は……アッというまにとけてしまった。
ウイリアムサーボマンデイター分析!!
サーボマンデイターデスマルク・ノ・コウセン・ワ・プラズマコウセンデス。ヒャクマンド・イジョウ・ノ・ネツ・デ・メイチュウ・シタ・モノ・ハ・トケテ・シマイマス。コチラ・ノ・レーザーコウセン・モ・キュウシュウ・サレ・テキ・ノ・プラズマコウセン・ノ・イリョク・ガ・マス・ダケ・デス。バリヤー・デ・フセゲマス。
ウイリアム緊急指令。第三次非常体制、レスキュー基地、電磁バリヤー、スタンバイ!!
 新タワー基地をかいめつしたデスマルク群団がレスキュー基地におそいかかる。レスキュー基地も新タワー基地と同じ運命をたどるのか?




 ジリッ、ジリッと赤くなったバリヤーがイヤな音をたてる。熱い!! このままではレスキュー基地はやられてしまう。数百万度の高熱を発生し、全ての物質を溶かしてしまう「プラズマ光線」に、死を待つだけとなったレスキュー隊員たちは、最後の望みをたくしてミクロマンの仲間を呼んだ。やがて、白く光る物体が現れそこから発射された光線でデスマルクたちは散っていった。

 バリヤーに守られて、レスキュー基地は、デスマルクノプラズマ光線攻撃に、かろうじてたえている。〜〜ジリッ、ジリッ〜〜赤く熱っしたバリヤーがイヤな音をたてる。エアーコンディショナーも性能の限界をこえた。熱い!! レスキュー基地機内の温度計は45度を示す。
 レスキュー隊員たちはコンピュータールームに集まり、決死の表情で作戦会議を開いている。
クレスこのままでは、死を待つだけだ。イチかバチか総攻撃をかけるべきだ!!
ちょっと待ってくれ。ミクロアースが爆発したとき、ボクらと同じように移住先を求めて散っていった仲間がいるにちがいない。もし、その仲間が星間帝王の悪だくみに気付いていれば、きっと、近くにいるはずだ!! 救助信号を発信してみよう。
ウイリアムバリヤーは、あとどのくらい持ちこたえるか、サーボマンデイター、分析たのむ。
サーボマンンデイタータエラレル・ジカン・ハ・サイダイゲン・72ジカン・デス。
アダムよし、それではこうしよう。バリヤーが破られる直前まで救助信号を送ってみよう。応答がないときは、それまで――総攻撃をかける。
 救助信号のスペクトルMX光線が発信される。――A100地域101地域……D610地域……F394地域まで反応はない。
 時間がない!! スペクトルMX光線の発射にエネルギーをうばわれて、バリヤーの防ぎょ力が低下する。
レイクF395地域反応ナシ。アッ!! F396地域、反応、ミクロマン反応アリ!! コンピューターの計算では60分で到着見込!! みんな元気をだしてくれ。
 黒い宇宙空間にポツンと現れた白く光る物体が見る見る大きくせまってくる。プロペラのようなものが見える。そこから白い嵐のような光線がデスマルクたちに発射された。プラズマ光線の威力が急におちた。デスマルク変身ロケット群団が退きゃくしていく。
 反転した白く光る物体から――こんどはバリアーに白い光線があびせられる。なぜ?
 はたして、彼らはミクロマンの仲間なのだろうか?




 危機を脱したレスキュー基地に4人の男が乗り込んできた。彼らは「ミクロマンブリザード」と名のり、ミクロアース爆発後ガウス星に移住した仲間だったのだ。彼らはデスマルクの超兵器プラズマ光線を防ぐために特殊な服を身につけ、胸にはプラズマ光線を−270℃に冷やすブリザーストームを発生する装置をつけているのだ。
 ブリザードたちの証言により、星間帝王デスキングと、手下デスマルクたちの悪だくみが明らかになった。星間帝王は、もとは、ブリザードと同じ仲間で、いっしょに磁力の研究をしていた。研究完成とともに、その研究をひとりじめしようと、ブリザードに対して反乱を起こしたのだ。研究の内容は、磁力をコントロールすることにより飛行できる装置と、プラズマという、超高温のエネルギーを作ることだった。完成したこの2つの新しい秘密を、星間帝王が一人じめしてしまったのである。星間帝王たちは、ブリザードの住んでいるガウス星を、はじめに征服しようとした。しかし、いっしょに研究していたブリザードたちの科学者によって、エネルギーを“0”にしてしまう『ブリザードストーム』が作り出されたため、あきらめてしまった。ガウス征服をあきらめた星間帝王と反乱者――つまりデスマルクたちは、地球を征服し、そこを基地として宇宙全体を一人じめにしてしまおうと計画したのだった。彼らは地球人類を機械化し、ドレイにするために偵察に来たのだ。そしてハレーすい星の尾が地球をのみ込む1986年12月8日、地球を一瞬のうちに征服するという計画なのである。

 白い光線を受けたバリヤーの温度が下がり始めた。エアコンも作動してきた。白い物体に乗った男たちがミクロマンサインを出している。彼らはミクロマンの仲間なのだ!!
 正常にもどったレスキュー基地に4人の男が乗り込んできた。
白く光る物体に乗ってきた男たちやあ ボクたちはミクロマンブリザードです。
ボクたちも、君たちと同じミクロアースに住んでいました。
ミクロアースが大爆発したときに、ボクたちは、地下研究室でブリザードストームの研究をしていました。爆発と同時にボクたちは、地下研究室ごとミクロアースをだっ出して、宇宙をさまよっていたのです。やがて、ガウス星にたどりついたボクたちは、仲間のミクロマンに会える日を夢見て、新しい磁力エネルギーの開発につとめていたのです。
ところが、完成した磁力エネルギー技術を悪用して、宇宙征服をたくらむヤツらがいたのです。
彼らは反乱をおこしました。ガウス星では数年間、内乱が続いたのです。ボクたちは平和のためガウス星を守りました。彼らはハレーすい星に逃げ込んだのです。
彼らこそ、君たちを苦しめた、星間帝王とその手下のデスマルクたちなのです。
彼らは磁力エネルギーをさらに強力にしてプラズマ光線を開発しました。ボクたちミクロマンブリザードは、さっき君たちが見た白い嵐のような光線、ブリザードストームを完成させて、彼らに対抗したのです。
ボクたちは彼らのプラズマ光線から身を守る特殊な服をつけています。この胸の装置からプラズマ光線をマイナス270度にしてしまうブリザードストームを発射します。この装置をブリザードエンジンに直結すると、パワーは1,000倍に高まります。さっきデスマルクたちを追っぱらえたのも、このブリザードストームUを開発していたからです。
ガウス星をあきらめた星間帝王とデスマルクたちは、全宇宙征服の第一歩として、君たちが住んでいる地球をねらっているのです。
 レスキュー基地におりたった4人のミクロマンブリザードは、地球を防衛するために、レスキュー隊員に協力を申し出たのであった。

新タワー基地をかいめつし、レスキュー基地をおそった、デスマルク変身ロケットは、星間帝王が地球に送った第一次てい察部隊だったのだ。
 「星間帝王からMFC新聞読者へのメッセージ」
おまえたちMFC会員は、MFC新聞などというくだらないものを読みおって――おまえたちが、ミクロマンの支持者だ、ということは調査ずみだ!!
オレは、必ず全宇宙を支配してみせる。手はじめに、地球人類を機械化して、ドレイにしてやる。
ミクロマンブリザードにジャマされて、第一次てい察部隊は逃げ帰ってきたが、デスマルクたちをきたえなおし、地球をしゅうげきする。そのときは、まず、MFC会員のおまえをエジキにする!! 首を洗って待っていろ!!
オレはハレーすい星のコンピューター化に成功したのダ。ハレーすい星はオレの意のままに動く。
1986年、ハレーすい星の尾が地球をつつむ。そのときだ!! まえたち地球人を、オレたちが開発した磁力エネルギープラズマ光線を使って、ドレイにするのは――おまえたちは、オレの手下になって、宇宙征服にために働いてもらう!!
  ――――――――――――――――――――――――――――――――.
 あと6年、星間帝王とデスマルクたちが地球をおそってくるまで――あと6年しかないのだ!!




 地球本部に帰還したレスキュー隊員とブリザードたちは、デスマルクにやられた仲間のサイボーグ手術にとりかかった。そして4人は体を特殊金属でおおわれたサイボーグとしてよみがえり「ミクロマンパンチ」と名づけられた。その名の通り腕の力はミクロマンの100倍にも達するパワーを持ち、ブリザードたちの技術で完成した〈対プラズマ光線〉用のプロテクターも着用していた。

 レスキュー隊員がミクロマンブリザードをともなって、富士山中ミクロマン地球本部に帰還した。
 デスマルク変身ロケットにやられた仲間たち、リチャード、ジェームス、レオナード、クラークの遺体が、メディカルエリアに移される。メディカルエリア、ブラッキー長官以下、隊員たちは総力をあげて、過去のカルテやデーターの分析にかかる。
ブラッキー長官われわれミクロマンの科学技術では、彼らをよみがえらせることは不可能だ。ガウス星では臨床例はないのか?ミクロマンブリザードに相談してみよう!!
ミクロマンブリザードたいへんむずかしいが、ボクたちガウス星では、磁力エネルギー技術を利用して、サイボーグ手術をした例があります。力を合わせて、4人を救いましょう。
 それから2ヵ月……苦労に苦労をかさねて、手術は見事に成功した。プラズマ光線で焼けただれたハダは、特殊金属の皮膚に変わり失われた手足も、磁力エネルギーで動く特殊構造になった。
 こうして、リチャード、ジェームス、レオナード、クラークの4人はサイボーグとしてよみがえったのだ!! 彼らの特殊構造を持った腕の力は、ミクロマンの100倍もあり、鉄のかたまりもパンチ一発で、粉々にしてしまう。
 いつしか彼らはミクロマンパンチと呼ばれるようになり、そのパンチ力と、新タワー基地での経験をいかして、デスマルクたちから地球を守る任務についた。
 ガンバレ!! ミクロマンパンチ!! 星間帝王の野望をくだけ。
 いっぽう、ファクトリーエリアでは……ジェシー長官以下第1グループの隊員たちは、ミクロマンブリザードの協力を得て、ハレーすい星にたち向かう、強力なストーム砲の開発にとりかかった。6年後にせまった星間帝王の予告にそなえて、大ブリザードストーム計画の第一歩をふみ出したのだ。
 いつしか春を迎えていた。




 そしてミクロマンたちは、ブリザードの協力により、磁力エネルギーを利用した多目的調査機「ローリングサンダー」を完成させ、対デスマルク用にブリザーストームの研究を開始したのだ。ローリングサンダーのアームには、磁力伝達用コンピューターが組みこまれていて、強力エネルギーをマグネットブロックから磁力ボールに伝達する。司令室はそれ自体がマッハ2.2で飛び、ワープも可能だが、連続ワープは出来ない。タイヤのかわりである磁力ボールは、正確には磁力波エネルギー場感応球体といい、ボールの中には重力場可変装置と、磁場変換装置があって、これがローリングサンダーのスピードなどをコントロールしているのだ!! 前部コクピットのドームは、表面を磁力波バリヤーでおおわれており、デスマルクの攻撃でも破壊されない。後部には、メインコンピューターが内蔵されており、攻撃、防御、調査など、すべてをコントロールするのだ。マグネットブロックには、超磁流波エネルギーが入っており、このエネルギーでローリングサンダーは走るのだ。このエネルギーは、ミクロマンの科学力でさえもつかみきれないほどの力が入っているのだ!!
 帝王「デスキング」との決戦の時は刻々と近づいてきている。がんばれミクロマン 地球を守るのだ!!

 ミクロマン地球本部ホームエリアでは、ミクロマンブリザードたちの住まいの設計が……ダイニングエリアでは、ガウス星の食物の研究が……コマンドエリアでは、ガウス星のパトロール技術の習得が……トレーニングエリアではミクロマンパンチが、デスマルクに打ち勝つ技の訓練に余念がない。
 地球本部全体が、ハレーすい星の来しゅうにそなえている。
 ここ、エデュケーションエリアでは、ミクロマンブリザードが磁力エネルギーの講義をしている。
ミクロマンブリザード星間帝王とデスマルクたちに打ち勝つためには、ちょう大な磁力エネルギーを使いこなせなくてはなりません。地球の磁場がプラス方向を示す場合、こちらもプラスの磁力エネルギーをぶつけてやる。プラスとプラスが反発しあって重力をコントロールすることもできるのです。磁力理論を応用して、半永久的に磁力エネルギーを使えるブリザードエンジンの開発は可能です。
 地球本部ファクトリーエリア第2グループは、さっそく、ミクロマンブリザードから学んだ磁力理論を応用して、調査・攻撃・さらに防ぎょ、と多目的使用にたえるマシンの製作にとりかかった。
 重力をコントロールするために銀色にかがやく大きな、6コの磁力ボールが開発された。磁力クレーンはどんなものでも軽々と持ちあげる。ブリザードエンジンのテストも上々だ!!
 寝食を忘れて、努力した結果、ニューマシンの完成も間近だ。名づけて「ローリングサンダー1号」
 ひさしぶり、ほんとにひさしぶりに、ミクロマン地球本部に明るい歓声がこだまする。
 星間帝王があやつるハレーすい星がやってくるまで、あと6年!! ファクトリーエリア、第1グループの大ブリザードストーム計画は間にあうか?
 ガンバレ!! ミクロマン!!
 ガンバレ!!  ミクロマンブリザード!!



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