ミクロアース物語 0.13

勉強ユニーカー軍団

 ユニーカーはガラクタを集めるのが好きだったが、それが集まりすぎて、基地中いっぱいになってしまった。それを見たアクロイヤーはカンカンにおこり、ガラクタを焼いてしまうために、レーザー光線を発射した。すると突然爆発して、中から、ヘンテコなロボットが現れて、大声で「おいらはワルベーだ」とさけび「ガンバレ・ガンバレ・ユニーカー」と応援を始めたのだ。アクベーたちは自分の仲間であることがわかり大よろこび!! そしてユニーカー軍団にむかえた。
 ワルベーは子供達が、エンピツケズリやケシゴム、ドライバーなどを使っている絵を見て、自分もそれがほしくなり、ガラクタを組み合わせ、不思議なガスを吹きかけて、ヘンテコなガラクタロボットを作ったが、どこでまちがえたか、図体がデッカイ子分が出来上がった…その子分ロボットはいつの間にか、町の子供達の手伝いをするようになり、頭にきたワルベーは次々にパチンコのロボットやテープカッターのロボットなど、これまたヘンテコなロボットを作ったのだが、みんな子供の仲間になってしまったのだ。そこでワルベーは自分も子供達の仲間になれるように、体をエンピツケズリに改造してしまった。そしてついには子供達のアイドルになったのである。またアクベー達も、こわれたおもちゃや自転車の修理が得意なので、ユニーカー軍団全員で、子供達の仲間になったのだ。こうして、ワルベーとアクベー、そしてその子分達は新しいユニーカー軍団を結成し、子供達のために活躍することをちかった。

 アクロイヤーの攻撃を空から守るために、偵察飛行をしていた移動基地が、不気味な電波をキャッチした。その電波は日本の東北地方から発信されていた。不吉を予感したコマンド部隊では、その謎を解くため、新兵器の〈サーベイヤー1〉を出撃させたのである。こうして電波の発信源と思われるところへ到着したその時、突然あのジャイアントアクロイヤーが現れたのだ。「やはりアクロイヤーが。戦闘開始だ 」サーベイヤーは3つの強力兵器に分離して、応戦した。しかしエネルギーが少ないまま出動したサーベイヤーは、アクロイヤーの攻撃に苦戦をしいられたのである。
 危険を感じた基地では、まだ実験中の〈コスモポルシェ〉を出動する事にした。実験中とはいえ、この危機を救えるのはこのマシンしかないのである…よし出動だ。
 ミクロロッドにチェンジしたコスモポルシェは猛スピードで発進した。…そして間一髪のところで、サーベイヤーの危機を救ったのである。こうして実験中だったコスモポルシェの高性能も確認され、またひとつ、新兵器が誕生したのであった。
 …地球の平和を守るミクロマンは、強い勇気と知恵で今日もどこかで、悪と戦っているのである…



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