直線上に配置

 Ver.1.0 ワープロの描画機能を使って

ブルドーザーVer.1.0

 平成12年、ロボットマンの復刻を前にしてユージンからガチャガチャ用ミニサイズのロボットマン(→)が発売されました。本物と同じようにドリル戦車セットやブルドーザーセットによる変形を楽しみたくて、実物を参考にしながら縮小モデルを自作することにしました。ただし、ドリル戦車は持っていないので当分無理ですが、幸いにして平成3年に県内で死蔵品を入手できたブルドーザーセットならできます。直線的なデザインが多いため、色画用紙の箱組みですぐ作れるような気がしましたが、非常に小さいものになる所が難しそうでした。そこで、展開図を実物大で作っておき、ガシャポンロボットマンに合わせて縮小印刷したものを組み立てるという方針にしました。まずは、実物大のペーパークラフトを作らなくてはいけません。
 設計にはワープロの図形描画機能を使用しています。シャープの「書院」アカデミック仕様です。修士論文を書いたときから、数式が書きやすいので愛用していました。これの図形機能を使って測定機器や結晶の概略図などを描いたときも、きれいで大変満足でした。インクリボン式で多色刷りには向きませんが、充分に使いこなしており、思い通りの位置に直線や弧を描けるのが何よりの強みです。
 3日ほど作業に没頭して完成したのが上の作品です。
ユージン製ロボットマン

モデルとしたブルドーザーセット
パワーシャベルのジョイント 5ミリジョイントは、とりあえず左のようにしてみました。ロボットマンと合体したときのモーター動力に対する耐久性は貧弱です。
パワーシャベルのモールド 凸モールドは、紙を貼り足すことで表現しました。小型化するときは線画で処理すればいいでしょう。
20ミリジョイントの仕組み 最も悩んだのが、ロボットマンの腰と合体する20ミリジョイントの仕組みです。四角形を八角形に差し込むようにしました。操縦パネル前にあるべき5ミリジョイントの使用は最初から諦めて、下の写真のように取り付けます。
本体 シールの模様も描画しました。銀色の部分にはメタルックを貼ってあります。下地の色画用紙にボールペンで圧線を引いた上から貼ると、モールドがうっすらと浮き出てきます。車輪は回りません。
 


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